桃山公園の植物
ラクウショウの林
ラクウショウ(落羽松)は、北米原産の落葉針葉樹です。夏には葉を茂らせて木陰を作り、冬には葉を落として日当たりをよくしてくれます。桃山公園の開設後に新御堂筋に沿って植えられたもので、道路の喧噪を和らげる役目も果たしています。日本には明治期以降に持ち込まれ、日本各地の公園に植栽されています。
千里の竹林
春日大池の東側から突き出した半島部分は竹林になっています。かつての千里丘陵は竹林の豊かな地域で、千里ニュータウンの開発(1960年代)以前には、さらに東側一帯まで竹林が広がっていました。1989年に大阪府が選定した大阪みどりの百選に「千里の竹林」として選ばれ、記念碑が建てられています。
(竹林には立ち入ることはできません)
ソメイヨシノ
南側の遊歩道に植えられています。春になると、お花見を楽しむことができます。
白梅
竹林南側の遊歩道沿いに植えられています。ソメイヨシノに先立って、3月中頃に満開になります。
ハナモモ
春日大池の西側の岸沿いに植えられています。春先に可憐な花を咲かせます。